江島法印神楽
2013年03月23日
江島法印神楽には気仙沼から登米のあたりに伝わる戸倉流と、石巻桃生の寺崎の系統が引き継がれている。
地理的条件もあり、他の地方では根絶した曲目や型が残っている。舞手は古代布の装束をつけ、御幣をはさんだ梵天、扇、太刀を持って舞う。胴取は神歌を謡い、舞手は神諷を唱える。
大正のころ、登米から師匠を招き島の人に習わせたことで、神楽が盛んになった。しかし、戦後はその立地から島を去る人も多くなりすたれかけてきた。そのため、昭和36年(1961年)に保存会が結成された。
5月8日の江島久須師神社例祭や女川港祭等で舞われている。
住所) 女川町江島