青麻神社神楽
2014年09月25日
青麻神楽は榊流ともいわれ、神道神楽とも称されてきたが、伝承している演目や芸能などからみて木下白山神社の丹波神楽と近似しており、相互の強い影響を見逃せないが、その経緯については不詳である。
この神楽の発祥は、文化4年(1807)11月に青麻神社32代神主、鈴木対馬が京都に上り、神祀伯家より神楽の皆伝を受けたことによるという。
青麻では、富谷町大亀の榊流永代神楽と相互に交流し合い継承しており、その所伝はほとんど同じである。
現在は入菅谷の伝承者たちと、岩切の青年たちが意欲的に伝承活動に取組み、青麻神社の春祭における岩切の後継者たちの活躍は目覚ましい。
所在地:仙台市岩切字青麻沢三二 青麻神社