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生出森八幡神社神楽

2014年10月02日


 生出森八幡神社は、『封内風土記』によれば文治5年(1189)源頼朝の東征に際して、鎌倉鶴岡八幡宮の神詞を奉じ神祀されたという。古くから茂庭城中の鎮守として崇められてきた。
 神楽は、当時の高橋甚六宮司が、明治24~25年(1891~1892)頃に、名取高舘の熊野堂の神楽を習得すべく、無理に頼み込み、生出森の神楽人10名が伝習している。伝承した神楽は明治27年の例祭に奉納することができ、以来年毎修練を加え今日に至っている。
 榊流とも称す熊野堂系の神楽は、黙劇の祈禱の舞を主としているが、仙台領南方部の12座神楽群の大部分を示めている。

 所在地:仙台市生出茂庭中ノ瀬西32 生出森八幡神社


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