石浜神楽
2014年10月02日
石浜神楽は、山伏神楽を源流としながらも、地場の芸能などの要素を注入し新しい趣向を加えて大衆化された農民の神楽「南部神楽」の流れを組む。昭和二十一年ごろ、石浜地区の若者たちの発意により、登米郡豊里町の鴇波神楽より指匠を招いて伝承を受け、新しく組織された。その後、各地の祭礼などに招ばれ、演舞されている。
構成は、大太鼓(胴取り)一名、手平鉦二名、舞妓一~七名の計十名で舞われる。
曲目は、天の岩戸開き、八幡の舞、水神の舞、四季四神舞、産出子神の舞、宝剣奉納の舞、火伏の舞、海山の神舞。
○所在地
宮城県本吉郡歌津町石浜
○時期
旧暦十月十三日 飯綱神社例祭ほか。