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畑岡神楽

2014年10月30日

 俗称畑岡神楽(笹谷流南部神楽)は、約百五十年前、岩手県一関市赤萩字笹谷から伝わったものである。往時に西郷平貝の高橋常右衛エ門が笹谷から師匠を招き、近隣の有志とともにその指導を受け、次第に一座を形成するまでになった。その後、平貝地内の「天神様」に奉納上演したのがはじまりとされている。
 勇壮かつ優雅な舞を特徴としており、笹谷流南部神楽の正統を継承するものといわれている。

 構成は、大太鼓(胴)一名、手平鉦二名、舞手は演目により異同がある。

 曲目は、神舞(表)として、三番叟、天の岩戸、鳥舞、八幡舞など十一曲があり、裏幕としては、源平合戦、一の谷軍事記、屋島合戦、矢田部判官地所検問など同様に十一曲がある。

○所在地
 宮城県登米郡南方町(現在は、合併されて登米市)

○時期
 登米郡神楽大会ほか。近隣町村から招かれ出演することが多い。

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