関根神楽
2015年01月15日
藩政末期のころ、江戸川が大崎地方の物資流通の上で重要な役割を担っていたが、特に関根村は米、雑穀、生糸の集散地として盛えていた。当時、岩手から三浦善太郎という十七才の若者が関根に出稼ぎに来ており、土地の若者たちに南部神楽を手ほどきしたといわれ、それが関根神楽の起りといわれている。
関根神楽は、南部神楽を本流とする神楽の中でも胴のテンポが早く、リズミカルなたくましい舞ぶりのものが多いといわれている。
構成は、大太鼓(胴取り)一名、手平鉦二~三名、舞手が若干名。
曲目は、御神楽、八幡舞、岩戸開き、那須与一、八島合戦など伝承されている演目は約三十番ほど。
時期
九月十日 鹿島神社祭典ほか
所在地
遠田郡小牛田町関根字道明