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沼田七福神舞

2015年04月02日

 関場の七福神舞と前後してはじめられたものと思われる。
 芸能などについては関場のものと同じである。一時中断したが土地の古老に依り青年たちに伝えられ復活した。各地の年祝い、正月の祝、祝言など祝い事に招かれて舞う。
 因みに七福神のうち、大黒神と恵比寿神(夷)は、室町時代から世俗に盛んに祀られるようになり、のちに時代を経て、その他の福の神が加わって、江戸時代初期になってから今の七福神が成立したもののようである。日本古来の福神は、恵比寿さまだけで、大黒さまは印度、その他の福神たちも中国や印度から伝来した神は布袋さま同一人ともいわれているが、これら七人の福神はそれぞれ、世の人々の至上の幸せを持ち合わせていられるもので、沼田の七福神舞も、めでたい席上では殊にも喜ばれる祝福芸として迎えられている。

○時期
 正月14日頃

○所在地
 柴田郡村田町大字沼田字二斗内八〇

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