沼辺八幡神社神楽
2015年05月07日
安政六年二月(一八五九)沼辺村中山の佐藤長太郎ほか六名が、現在の名取市笠島の佐倍之神社(道祖神社)で、神主宍戸壱岐(中臣隆光)から神楽を習い、免許として巻物一巻を授けられた。その後明治十三年十一月、七人の者がこの佐倍之神社で神楽の試験を受けて免許された。その後八幡神社の氏子たちがこれを受け継ぎ、毎年神社の祭典に社前で舞を奉納してきた。
終戦後、沼辺地区民、氏子有志による神楽保存会が結成され、有志の寄付により道具も整えられ、昭和四十六年に復活して現在に至る。
構成は、大太鼓一名、鼓大鼓一名、笛一名、舞手若干名。
曲目は、小泉熊野神社神楽の演目十二番と同じ。
時期
旧三月三日 沼辺八幡神社祭典 村田町郷土民俗芸能発表会
所在地
柴田郡村田町大字沼辺字中山