富谷の田植踊
2015年05月14日
文禄元年、藩祖正宗公が秀吉の命を受け、朝鮮の役に出陣するにあたり、宮床の七つ森に狩をし、この日の獲物、猪300頭を軍神に供え武運を祈ったが、その折、郷土の踊りなどが披露された中で、原の田植踊が特に賞詞を受け、褒美として早乙女の着物の裾模様に伊達家の家紋竹に雀の竹の葉を用いることを許されたと伝えられている。
この田植踊も、その年の豊穣を予祝する芸能で、もとは旧正月の2日から小正月の14日まで部落の毎戸を踊り歩いたものである。
○時期
小正月14日晩
旧3月11日
○所在地
黒川群富谷町原字関の川63