堤神楽
2015年06月11日
堤神楽は、出雲流岩戸神楽のうち、宮城県南地方に広く流布している十二座の神楽で蔵王神楽ともいわている。修験者が伝えてきた神楽でもあり、五穀豊穣、年中除災を祈念して、毎年大高山神社の祭で披露されている。
この神楽は、大正初期に蔵王町宮地区より移伝され、堤神楽として発足し、現在に至っている。
構成は、大太鼓一名、つづみ大鼓一名、笛三名、舞人三名。
曲目は、明神娘子舞、春日舞、扇御娘舞、獅子舞、種蒔舞、御能納舞、三本剣舞、恵比寿舞、弓八幡舞、四方舞、大黒舞、一本剣舞の全十二幕。
時期
八月三十日、十月十五日 大高山神社の祭
十一月 町文化祭 など
所在地
柴田郡大河原町金ヶ瀬堤地区内