芦倉須賀神流獅子舞
2015年06月18日
石越町鎮座の各神社には古くから獅子舞が附属していたものというが、今は廃絶してしまったが、大正六年から前保存会長の高橋勇一氏が、当時、須賀神流の獅子舞を継承していた千葉八十吉、佐藤万吉兄弟の教えを受けて伝承し、古式のものに自ら の工夫を加えて現在の芦倉獅子舞を完成し、それまで祭りを彩る行事のなかった
芦倉古峰神社の例祭に、昭和二年から獅子舞を出すことができた。その日は毎年部落の家を戸毎に廻り火防せの祈祷をし 獅子頭を回している。
また芦倉獅子舞では遠いむかし、猿田彦神の御愛育の獅子「大薙」によって豊玉姫の産帯を袚い清めさせられ、芽出度くご安産なされ、ヒコナギ、ウガヤフキアエズノ尊がお生まれになられたという古事にならい、特に安産の舞によって産帯を獅子に袚ってもらう独特の神事をも行っている。
<時期>
4月13日
<所在地>
登米郡石越町南郷字芦倉137