韮の浜獅子舞
2015年06月25日
昭和15年頃のこと、当時部落尾の古老小野寺清之丞氏が国の安泰と武運長久を祈って部落の高台に記られている愛と、路端に目をらんらんと輝やかした一匹の獅子がうずくまっているので、近寄ってよく見るとそれは老松のこぶ根っこであった。小野寺氏は早速その根っこを持ち帰り、一夜にして獅子の頭に造りあげ、愛宕神社に奉納し、祭りに参加して舞った。これが基の浜獅子 舞の起りである。以後、神社の例祭日である三月二十四日には部落をあげてこの獅子舞を社前に奉納し、部落の毎戸を回りその年の悪魔を払い、家内安全、大漁豊作を祈っている。
<時期>
旧3月24日
<所在地>
本吉郡歌津町字韮の浜26