鷲沢八ツ鹿踊
2015年07月02日
むかし、江刺郡行参堂に勘太郎という狩人がいて、毎日山を歩き鹿などを射ていた。一人息子の方は鹿と大の仲良しで 殺生が嫌い、どうにかして父の殺生を止めさせようと覚悟し、ある日山奥に入り鹿の皮をかぶり尾花の陰で身をひそめたまま父の一矢に射とめられてしまった。八頭の鹿はその死骸を囲み、悲しげに鳴きながら逃げようともしない。さすがの父親勘太郎も永年の野弓を捨てて追善供養の悲願に鹿踊りをはじめ世に残したと伝えられている
<時期>
5月の山神社祭り
<所在地>
栗原郡鷲況町字南鄉下日照